「離婚を切り出すときに気をつけたい3つのポイント」

最近、よくご相談を受けるのが、
「どうやって離婚を切り出せばいいのか」というお悩みです。
今日は、効率良く対話を始めるための3つのポイント!を
お伝えしたいと思います。

1つ目に大切なのは、
「感情的な状態での切り出しは避ける」ことです。

喧嘩の最中や、イライラが頂点に達しているときの話し合いは、
お互いを深く傷つける結果になりがちです。
冷静な判断ができる状態まで、しっかりと時間を置かれてからに
されてみてください。


2つ目に大切なのは、
「場所と時間の選び方」です。

お子さんがいない時間帯を選んだり、
お互いに感情になりにくい場所を選んだり、
集中して話し合える環境を整えることが重要です。

ご自宅であれば、リビングのような開放的な空間など。
人目がつく方が相手が感情的になれない場所など。
例えば、レストランなどや、お互いのご両親に同席
してもらってからのご相談などをお勧めします。

また、すぐにご離婚の話というよりも、
まずは対話の機会を作ることから始めてみられてください。

話し合いの中では、ご事情もあるかと存知ますが
なるべく相手の気持ちを理解しようと
することが、より建設的な対話につながる場合もあります。

ただし、無理をし過ぎる必要はありません。
恐怖を感じられた場合等は、それ以上無理を
されず、専門家のご相談ください。
その場合、相手が感情的になって話し合いが出来なかった
こと、言われたことなどをメモに残しておかれてください。

お話合いが出来る、という場合は、ご離婚という
決断に至った理由について、
できるだけ具体的に簡潔にお伝えになることを
お勧めします。

相手を責めるというよりも、お二人の関係性や状況に
焦点を当てたお言葉を心がけてみられてください。

「このままでは私たち二人とも不幸になってしまう」
といった、双方の幸せを考えた視点での説明が効果的な
場合も多くあります。


3つ目に大切なのは、
「一度の話し合いで結論を急がない」ことです。
相手にも考える時間が必要です。

話し合いの場を複数回設けることで、お互いの気持ちを整理し、
より冷静な判断ができるようになります。

離婚の切り出しは、決して容易なことではありません。
しかし、適切なアプローチを心がけることで、
その後の関係性にも大きな影響を与えます。

特にお子さんがおられる場合は、将来的な関係性を考慮した
対話が重要になってきます。

まずはご自身のお気持ちを整理し、計画的に話し合いの機会を
作ることから始められてみてください。
そして必要に応じて、専門家のサポートを受けてみられることも
ご検討されてみてはいかがでしょうか。

いずれにしましても、一番ご納得の出来る話し合いが
お出来になることを願っております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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